証券コラム

2016/04/08 発見!有望銘柄のヒント

千葉銀行が武蔵野銀行と提携へ。残る大物・静岡銀行は?

千葉銀行【8331】が、埼玉県を地盤とする武蔵野銀行【8336】との包括提携を発表しました。

以前にもお伝えしたとおり横浜銀行と東日本銀行が統合し「コンコルディア・フィナンシャルグループ【7186】」が誕生。先週4月1日に上場しました。この統合によって連結総資産額で福岡銀行・親和銀行・熊本銀行のふくおかフィナンシャルグループ【8354】を抜き、地銀グループで全国トップに躍り出ています。

さらにことし10月には茨城県の常陽銀行【8333】と栃木県の足利ホールディングス【7167】が統合し、連結総資産額で第3位になる見込み。このように地銀再編が進むなか、残る「大物」のひとつとして注目されていた千葉銀行がついに動いたのです。

千葉・武蔵野両行の頭取によれば今回の提携は「合併や統合につながるものではない」とのことですが、以前から自主独立路線を進めていると見られてきた千葉銀行の包括提携はそれなりのインパクトをもって受け止められました。

ちなみに千葉銀行の総資産額は約14兆円。武蔵野銀行は約4兆円だそうです。単純に足し算すると現時点でふくおかフィナンシャルグループを超える額になるだけに、今回の包括提携に「その先」を連想する投資家も少なくないのではないでしょうか。

「最後の大物」は他業種と連携強化

総資産額で4位だった千葉銀行が連携を発表したことで、がぜん注目を集めるのがもうひとつの「大物」、総資産額第6位の静岡銀行【8355】です。

その静岡銀行は2014年にネット証券大手のマネックス証券(マネックスグループ【8698】傘下)と資本業務提携を締結しています。

翌2015年はクラウド型会計ソフトや家計簿アプリを提供し今年上場かと話題のマネーフォワードへ出資。さらにLIXILグループ【5938】エディオン【2730】桧家ホールディングス【1413】、ナイス(すてきナイスグループ【8089】傘下)、フロム・ナウとの共同出資で住生活サービス・プラットフォーム事業を展開する戦略ベンチャー「ハウソール」を設立するなど、他業種との連携を強めています。

地銀の最大のライバルであるゆうちょ銀行【7182】が昨秋上場。主力商品のひとつとしてシェアを争うことになる住宅ローンへ本格的に参入してくるのはこれからですが、マイナス金利への対応も絡めて、地銀の動きから目が離せそうにありません!

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