証券コラム

2017/06/16 発見!有望銘柄のヒント

「トランクルーム」はまだ伸びるか

「トランクルーム」をご存知でしょうか?家具や備品機材、季節用品やレジャーグッズ、書籍・雑誌、音楽・映像メディアなどを預けることができるトランクルーム。この市場がここ10年で2倍になったと言われています。

コンテナを使うタイプや物置タイプ、クローゼットのような部屋タイプなど様々なタイプを合わせると今の日本にはトランクルームが50万室ほどあり、日本全体の世帯数(約5340万世帯)から計算するとおよそ100世帯に1世帯分のトランクルームが供給されている計算になります。

それに対してトランクルーム先進国のアメリカにあるのはケタ違いに多いおよそ1700万室。これをアメリカの世帯数(約1億2582万世帯)から計算するとおよそ7世帯に1世帯分のトランクルームが存在していることになります。

日本は住居もトランクルームもアメリカよりはるかに小さいため、日本の世帯数あたりトランクルーム数はアメリカより高くなってもおかしくないはず。そこで日本にはまだまだ大きな需要が眠っていると考えることもできます。

注目は「ビルイン型」か

街を歩いていてよく見かけるトランクルームは「海上運搬用コンテナ」などを活用したものが多くなっています。また物置型のものもよく見かけますね。

しかしこの2つのタイプは出店可能な用途地域や建築確認等の条件が近年厳しくなっており、土地所有者が新たに投資する物件としての魅力が薄れていると言われています。

そこで注目されているのが「ビルイン型」のトランクルームです。こちらは建物内に収納スペースがいくつも設けられているタイプで、利用者としては換気・空調やセキュリティの面で自宅に保管しているのと変わらない安心感が得られます。

また賃貸住宅が飽和状態とも言われる昨今、借り手のない住宅をトランクルームに改装するという方法であまりお金をかけずに開業することも可能です。

また、一般的には床面積当たりの収入が住宅よりトランクルームの方が高く設定できるので、この点もかなり大きな魅力になっています。

利用者の多くは荷物の出し入れに自動車を使う(大きいものや量がある場合はなおさらですね)ため、駐車スペースの確保も必要です。東京や大阪などではこの点もポイントになってくるでしょう。

もちろん筆者のように郊外でもトランクルームを使いたくてウズウズしている人はたくさんいるはず。気になるのは「予算と容積」ですね。近隣のトランクルーム相場を眺めながら有望銘柄探しのヒントにしたいと思います。

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