証券コラム

2017/11/24 発見!有望銘柄のヒント

新語・流行語で振り返る株式市場2017 ~後編~

先週に引き続き、「新語・流行語大賞」候補にノミネートされた30語の中から株式市場を賑わせたもの・賑わすかも知れないものを、独断と偏見でピックアップしてみました。

けものフレンズ

ネクソン【3659】によるメディアミックス作品で、2015年にスマホ用ゲームアプリをリリース。世界中の動物を擬人化したかわいいキャラクターやユニークな世界観が人気を呼び、ことし1月から3月まで放送されたテレビアニメでさらに大きな人気となりました。

マンガはカドカワ【9468】から出版されており、キャラクターデザインは「ケロロ軍曹」も手がけている吉崎観音さんです。

「けものフレンズ」に限らず「アニメ作品等の舞台となった土地をファンが訪れる」という現象はお馴染みのものとなりつつあり、特に地方に及ぼす経済効果の面で重要な存在になっています。

ハンドスピナー

アメリカ生まれの「回転する玩具」で、指先や手のひらなどで回すシンプルな遊び方。何か特別なことをせず「手持ち無沙汰」を解消するためにただひたすら回すだけで「なんだか落ち着く」という人までいるほどです。

回転部分の中央に内蔵されている精巧なベアリングによって「いつまでも回っている」安定性や感触が人気です。ただし市場関係者の中には「なぜ売れたのかわからない」という声も。筆者も現物を触ったことのない現時点ではその声に同感ですが、きっと実際に手にしたらいつまでもやってしまいそうです(笑)。

ポスト真実

恥ずかしながら不勉強で、この言葉は知りませんでした。

「ポスト○○」というと普通は「○○の次に来るもの」「○○にとって代わるもの」的な意味で使われます。ということは「真実の次に来るもの」?「真実にとって代わるもの」?…ということで調べてみると「客観的事実より、感情的な訴えかけの方が世論形成に大きく影響する状況」ということだそうです。

昨年、株式相場や為替相場を大きく動かしたイギリス国民投票によるEU離脱決定や、トランプ氏の大統領選勝利にはこの「ポスト真実」が大きく影響したとも言われています。流行語に終わらず、引き続き注目すべき言葉になりそうです。

働き方改革&プレミアムフライデー

同じく流行語で終わらせたくないのがこのふたつです。「プレミアムフライデー」も「働き方改革」のひとつとして始まった取り組みですが、残念ながら浸透しているとはとても言えない状況ですね。

ただし、日本人の働き方を変えようと本気で思うのならこれまでの慣習を破るような思い切った改革は必要なはず。それによって私たち労働者が働きやすくなり、企業は良い人材を確保することでより良い製品・サービスを提供し業績がアップすれば、日本にとって良いことずくめです。

さて、30語がノミネートされたことしの新語・流行語の中で大賞は何になるでしょうか。また来年はどんな新語・流行語が日本を賑わせてくれるでしょうか。楽しみですね。

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