証券コラム

2018/01/12 発見!有望銘柄のヒント

普及するか?「スニーカー通勤」

昨年10月、スポーツ庁は健康増進を目的として「FUN+WALK PROJECT」の実施を発表しました。

その名のとおり「楽しく歩く」ことを習慣づけて健康増進に役立てようというこの取り組み。「1日の歩数を普段より1,000歩(約10分)プラスする」ことを目指し、まずは「1日8,000歩」を目標にしています。

その第1弾として打ち出されたキャンペーンが「スニーカー通勤」など「歩きやすい服装での通勤」です。歩きやすい服装にすることで例えば「ひと駅分は歩こう」とか「階段を使おう」ということですね。

「スニーカー通勤」を勧められる対象は当然「スーツまたはそれに準じた服装で通勤している人」ということになります。

金融などの営業職、接客業等々スーツやネクタイが必須という方ももちろん対象になるため、一部では「(スニーカーでは)ビジネスマナーとして失礼だ」「会社へ来たらいちいち履き替えるのか」「そもそもスーツにスニーカーは似合わない」など、キャンペーンに対する疑問の声も上がっています。

どうすればスニーカーOKなのか

上で挙げた不満の声のうち「マナーとして失礼」と「いちいち履き替えるのか」のふたつに共通するのは「仕事でスニーカーはNGという考え」です。

つまり裏を返せば「マナーとして失礼ではない見た目=革靴のように見えるスニーカーならOK」ということになります。

これをクリアする靴ならば最後の「スーツに似合わない」という不満も自然に解消されるはず。そこで今がぜん注目を集めているのが「スーツに似合うスニーカー」です。

見た目と歩きやすさ

どんなスニーカーならスーツに似合うのか…試しに「スーツとスニーカーのコーディネート」などの記事を探してみたのですが、「これで取引先に行くのは無理だろうな」という見た目のものが目立ちます。筆者のセンスが古いのか「やっぱり似合わない」とも思いました。

ただし革製のスニーカー、ウォーキングシューズなどで茶あるいは黒一色のものなら「これならOKかも」というものがチラホラありますね。

逆に「歩きやすいビジネスシューズ」も探してみたところ、こちらビジネス的な見た目は申し分ないものの「本当に歩きやすいのかな」という心配は残ります。

スポーツメーカーの本気

しかしそこへ、とうとう「歩きやすさ」と「ビジネス的な見た目」を見事に両立したスニーカーが登場しました。それは「スポーツメーカーが作ったビジネスシューズ」です。

あのアシックス【7936】から発売されている「texcy luxe(テクシー リュクス)」は「本革使用の本格ビジネスシューズなのに、スニーカーのような履き心地の快適紳士靴」だそうです。

しかも「就職活動や冠婚葬祭にも使えるプレーントゥ」から「ビジネスカジュアルなシーンでもOKなスリッポン」まで用途に合わせてさまざまなデザインが用意されています。実際にブランドの公式サイトを見ると、見た目は完全にビジネスシューズ。しかもラインナップは豊富です。

肝心の歩きやすさについては実際に試してみるしかありませんが、そこは桐生選手を始め数々の有名陸上選手のランニングシューズを手がけてきたアシックス。「生半可なものは出してこないだろう」という期待はしていいでしょう。

この取り組みが普及するかどうかはともかく、健康増進の取り組みは誰にとっても必要なもの。思わぬジャンルから有望銘柄を見つけることができるかも知れませんね。

現役投資家が選んだ最新人気ランキング! 現役投資家が選んだ最新人気ランキング!

注目の特集