使ってみて初めて分かった疑問を解決NISA(少額投資非課税制度)売却益・配当金等が非課税!

NEW!2018年1月『積立NISA』スタート!

解決!NISAのここがわからなかった

NISA口座を開いてみたいけど、一般口座との違いや実際の使い方がいまひとつよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はNISAに関する「よくある質問」や「NISAのわかりにくい部分」をピックアップしました。

「非課税」ということは、確定申告はしなくていい?

はい。たとえ株価が5倍10倍にふくらんで、売却益がどんなに大きくなっても所得税はゼロ。
確定申告の必要もありません。

一度購入したら、5年間は売却できない?

いいえ、売却の時期は自由です。すぐに売却してもかまいません。購入した年を含めて5年以内に受け取った配当、5年以内に売却した場合の利益が非課税になります。

「購入した日から5年間」が非課税なの?

いいえ。「1年」の基準は暦の1月1日から12月31日まで。たとえ2016年の12月25日に購入しても2016年12月31日で「1年」と数えます。「購入した日の属する年を1年目として5年目の年末まで」が非課税ということになります。

120万円の枠は使い切らないとダメ?

いいえ。1年間に120万円までなら投資金額は自由です。

120万円使い切らなかった場合、使わなかった分の枠は翌年に繰り越せる?

いいえ、繰り越せません。翌年はまた「新しい120万円の枠」を使うことになります。毎年常に120万円の枠の中で非課税投資ができます。

1年の間なら、何回かに分けて120万円分購入してもいい?

はい。60万円のものを2回購入してもいいですし、12万円のものを10回購入しても大丈夫です。

結局トータルでは10年以上、非課税投資できることになる?

はい。下の図からもわかるようにNISAの口座開設は2023年まで可能。ということは2023年からも5年間、つまり2027年までは非課税投資ができますので、2016年から毎年NISA口座を使った投資をすれば最長で12年間非課税投資できることになります。

最長12年間 非課税投資が可能
買ったまま5年経ったらどうなるの?

1.売却する 2.NISA口座から、一般口座や特定口座に振り替える 3.翌年の新しい非課税枠に移す
という選択肢があります。新しい非課税枠に移す場合、可能なのは当然「枠内」の120万円まで。
また、制度の適用期間上、新しい非課税枠に移せるのは2023年が最後、ということになります。

うっかり「NISA」の対象にならない金融商品を購入したらどうなる?

NISA口座は「NISA専用」ですから、ほとんどの証券会社では「対象にならない金融商品は購入できない」ように設定されています。金額についても同様で、1年間で120万円の枠を超えることがないようにチェック機能が装備されています。

5年経っていることを忘れてしまうかも。

NISA専用口座で「年ごとの非課税枠」について購入価格、経過年数、現在の価格等々、いつでもわかりやすく把握できるような環境が整っています。しかし投資は「買ったままにしない」が鉄則。自分の保有している株式のことはこまめにチェックしましょう。

いちどNISA口座を開設したら、金融機関は変えられない?

NISAスタート当初はNISA口座を開設した金融機関は「2014年1月1日から2017年12月31日までは変更できない」とされていたのですが、2015年1月以降は同一勘定設定期間であっても年単位で金融機関を変更することが可能になりました。つまり取引業者を毎年変更できるようになったということです。より自分の投資したい商品を選べるようになったと言えるでしょう。また今までは一度NISA口座が廃止されると最長で4年間は口座の再開設ができませんでしたが2015年1月1日以降はNISA口座の再開設ができるようになりました。

「NISA」でIPOの申込みはできる?

以前はNISA口座からはIPOの申込みができないネット証券もありましたが、今ではほとんどのネット証券会社が対応しています。実はNISA口座を利用したIPOの申込みは最近注目されています。

IPOの申込みは完全平等抽選のネット証券会社をおすすめします。

ジュニアNISAってなに?

ジュニアNISAとは、名前の通り『子ども版NISA』です。子どもが株取引をするわけではありません。
子どもや孫たちの将来に向けた資産運用のための制度です。

NISA   ジュニアNISA
20歳以上 年齢 0歳から19歳
120万円 年間投資上限 80万円
2023年(平成35年)まで 投資期間 2023年(平成35年)まで
投資した年から最長5年 非課税期間 投資した年から最長5年
可能 金融機関変更 不可
口座名義人/払い出しに制限なし 資産管理/運用 親権者が代理/18歳まで払い出し不可
積立NISAってなに?

金融庁は少額投資非課税制度の第3弾として、2018年1月から『積立NISA』が始まることを発表しました。 現行のNISAは年間120万円の非課税投資枠、非課税期間は5年ですが、積立NISAは非課税投資枠が年間40万円に抑えられています。非課税投資枠を現行NISAの1/3に抑える代わりに非課税期間は20年とかなり長いのが特徴です。投資対象商品は長期の積み立てや分散投資に適した金融商品に限定する方針で、現段階では現行のNISAとの併用はできません。投資家はどちらか1つを選択することになりそうです。

2014年の1月に始まったNISAは2016年6月末現在1,030万口座。年々増えてはいるものの、稼働率はまだ50%以下。とくに20歳代、30歳代の若い世代のNISA利用者は少なく、全体の15%にも満たない状況です。ですからこの積立NISAには若い世代の投資を拡大させる狙いと、個人投資家に長期の資産形成を促す狙いがあります。

NISA   積立NISA
20歳以上 年齢 20歳以上
120万円 年間投資上限 40万円
2023年(平成35年)まで 投資期間 2037年(平成49年)まで
投資した年から最長5年 非課税期間 投資した年から最長20年
可能 金融機関変更 ※未定
口座名義人/払い出しに制限なし 資産管理/運用 口座名義人/払い出しに制限なし

まとめ

口座開設数は増えてはいるものの、まだまだNISAはじゅうぶんに活用されているとは言えないようじゃ。

非課税期間が5年、制度適用期間が10年と長いことを考えればNISAは断然お得だということがわかってもらえただろう。

今後、積立NISAも始まり、ますます非課税投資というものに注目が集まるじゃろう。

どんな商品を購入してみたいか、どの口座でやってみたいかはじゅうぶん検討しておくのじゃ。

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